食事中のケアはどうする!?施設介護の手ほどき

好きな時間にたべてもらう

介護施設に入居したら好きな時間に好きなものを食べられなくなるというのは、そもそもおかしな話ですよね。大人はとくにお腹がすいたら好きな時間に食事をしていますから、たとえ、介護施設に入居したとしても同じような生活が望ましいといえるでしょう。特に朝食の時間は人によってさまざまで、それは起床の時間が異なるからです。また、しっかり食べたいという人もいれば、朝、昼兼用でもいい、飲み物やヨーグルトなど軽食でもいいなど人ぞれぞれですから、入居者の意向にしっかりと耳を傾けましょう。目覚めてたべるからこそおいしいのですよ。

他部署との連携でニーズにこたえる

もちろん、好きな時間に食事をしてもらうためには、介護職だけでなく他部署との連携も必要でしょう。食事の時間を法令制限の2時間を守るためには、例えば遅くなった場合には調理員が簡単なものをつくって提供するかレトルト食品や冷凍食品、パンなどを常備しておくといった対応も必要になります。服薬時間も問題になってくるので、主治医や看護師との連携を取り合うようにしましょう。朝食に時間がずれることで、昼食や夕食も時間がずれていくことが多いですから、間食も15時と固定せずに、時間に縛られずに食べたい時に食べられる支援を心がけましょう。

好きなものを食べてもらう

人によって好物はさまざまで、甘いものや果物、ラーメンなど好きな時に食べたいはずです。病気で自由に食べることが難しい場合もありますが、施設で暮らしているからと、何もかもを制限してしまう必要はありません。認知症で自分の意志を伝えることができない入居者さんもいますが、好きなは自分で手をのばして食べます。そうした瞬間を見逃さずに、それぞれの好みを把握し、おやつもみんなが同じものを食べるのではなく、甘いものと一緒に、おかきやおせんべいなども用意しておくといいでしょう。そして、時には外食や出前などで食事にメリハリをつけましょう。

介護に就職する場合、専門学校へ通うことで、必要な知識や技術などを学べる他、資格取得も行うことができます。